多くのファンにとって、彼女のキャリアの原点を語る上で欠かせないのが1995年の作品だ。東映株式会社が手がけた特撮ヒーロー作品『超力戦隊オーレンジャー』で、彼女はオーピンクこと丸尾桃役に抜擢された。過酷なロケーション撮影や本格的なアクション演技に体当たりで挑んだ経験は、その後のタレント生活の強固な土台となったという。
「当時は毎日のように爆風の中を走り抜けたり、早朝から深夜まで体を動かしていました。あのタフな現場があったからこそ、どんなにタフなバラエティの収録でも倒れずにやってこられたんだと思います」。演技に対する真摯な向き合い方は、この特撮の現場で徹底的に叩き込まれたものだ。可憐な容姿の裏にあった根性と根底にあるタフネスは、すでにこの頃から培われていた。