都内有名メンズサロンで月間数百名を担当するトップスタイリストへの取材から、オーダー時の致命的なミスと現場のリアルな実態が見えてきました。
「お客様の中で最も失敗しやすいのは、モデルの顔写真だけを見せて『これと同じにしてください』と頼むケースです。モデルとお客様では、頭蓋骨の形状、おでこの広さ、生え癖、鼻や顎の立体感が根本的に異なります。美容師側も要望通りカットはしますが、仕上がったときに『髪型は写真通りなのに、お客様の顔立ちと全く調和していない』という悲劇が起こります」(都内ヘアサロン代表)
失敗を避けるための賢いオーダー方法は、髪型を指定するのではなく「悩みの解決と似合わせ」をプロに委ねることです。「面長をカバーしたい」「爽やかで清潔感のある印象にしたいので、私の骨格に合う長さで調整してください」と伝えることで、美容師は顔立ちの欠点を補うミリ単位のカットを展開できるようになります。