感謝を伝える言葉として広く知られる「Terima kasih(トゥリマ カシ)」。このトゥリマカシ 意味を言語学的に紐解くと、「Terima(受け取る)」と「Kasih(愛・情愛を与える)」という2つの単語から成り立っています。「あなたの温かい心を受け取りました」という深い敬愛を示す表現であり、外国人観光客であってもこの言葉を口にするだけで現地の人の表情は一気に和らぎます。より強い感謝を伝える場合は「Terima kasih banyak(トゥリマ カシ バニャック=本当にありがとうございます)」を用います。
ここで多くの日本人が直面するのが、インドネシア語 ありがとう 返し方です。教科書には「Sama-sama(サマサマ=どういたしまして)」と記載されていることがほとんどですが、実際の現場ではシチュエーションに応じた複数のバリエーションが存在します。
- Sama-sama(サマ サマ):最も一般的で誰に対しても使える標準的な返答。「お互い様」のニュアンスを含みます。
- Kembali(クンバリ) / Terima kasih kembali(トゥリマ カシ クンバリ):ホテルや高級レストラン、ビジネスシーンで多用される丁寧な表現。「こちらこそありがとうございます」という返礼の敬意が際立ちます。
- Ya / Yuk / Masih banyak lagi:屋台や友人同士などフランクな場では、軽く「Ya!(いいよ!)」と微笑んで頷くだけで済ませることも日常的です。若者の間では短縮形の「Makasih ya!(マカシ ヤ!)」に対する返しとして親しまれています。