一般的に知られる西洋式(英国式)リフレクソロジーは、指の腹を使い、撫でるように眠りを誘う。一方、台湾式は容赦がない。指の関節や木製の棒を使い、足裏に点在する「反射区」を骨のキワまで深くえぐるように刺激する。このアプローチの違いは、思想の違いでもある。
東洋医学において、足裏は全身の縮図だ。胃や腸、肝臓といった内臓に対応するゾーンが細かく配置されている。老廃物が溜まり、血行が滞っている箇所ほど、押し潰されるような激痛が走る。施術者はその「ゴリゴリ」とした感触を手で感知し、滞りを力強く崩していく。痛みの後に押し寄せるポカポカとした血流の回復こそが、この療法の真骨頂だ。