2020年12月21日、今井ゆうぞうさんは自宅で倒れ、帰らぬ人となりました。死因は脳内出血。当時43歳という若さでの突然の別れは、あまりにも唐突な出来事として報じられました。しかし、当時の足跡を時系列で辿ると、彼の身体は限界に達し、深刻な警告サインを発していたことが判明しています。
異変が表面化したのは逝去の約2週間前、2020年12月6日に徳島県三好市で開催されたクリスマスコンサートの最中でした。ステージ上で意識を失って倒れ、救急搬送されるという重大なアクシデントが発生していたのです。幸いにもその場では意識を取り戻し、精密検査を控えた自宅療養へと戻りましたが、体調の急激な悪化は止まりませんでした。
ファンの胸を締め付けるのが、2020年12月15日付に投稿された最後の公式ブログ「感謝のきもち」です。そこには、赤く充血した自身の目の写真とともに、次のような言葉が生々しく記されていました。
「病院へ行ったら、免疫力が落ちていると言われました」「目が真っ赤になり、皮膚も荒れてしまって……」「点眼薬をつけて、しっかり休まなければなりません」
医療関係者の指摘によると、急激な結膜下出血や全身の強い倦怠感は、急激な血圧上昇や血管系トラブルの初期徴候として現れるケースが少なくありません。舞台人としての強い責任感から、予定されていた仕事を完遂しようと無理を重ねてしまった背景が窺えます。自らの不調を「免疫力の低下」と受け止め、回復を信じていた矢先の急逝でした。