内山達生は、物語の第2幕である「反撃編」から本格的に姿を現した人物です。公式設定における経歴は国際理工大学工学部の男子学生。主人公・手塚翔太(田中圭)やAI捜査を行う二階堂忍(横浜流星)と同じ大学構内で接触を持つなど、巧みに周囲へ潜入していました。
精肉加工工場でのアルバイト歴があり、大型の肉切り包丁や切断器具の扱いに習熟していた点も、後の猟奇的な犯行手口と直接リンクする極めて重要な伏線でした。物語序盤から、黒島沙和の背後に怪しい人影として映り込んでおり、単なるストーカーかと思われていた存在が、物語後半で連続殺人事件の実行部隊へと変貌を遂げていきます。
この不気味極まりないキャラクターに圧倒的な生命を吹き込んだのが、実力派俳優の柾木玲弥です。1995年生まれの柾木は、映画や舞台で培った卓越した表現力により、猫背でニヤつきながら獲物を品定めする内山の異常性を完璧に体現しました。当時の制作関係者インタビューやキャスト座談会でも、「カメラが回った瞬間に場の空気が凍りつくほどの怪演だった」と絶賛されており、放送当時のSNSでは「夢に出てきそう」「演技がリアルすぎて怖い」と絶叫にも似た反響が溢れ返りました。