開幕と同時にファンの視線が集まるのが、中学ソフトテニス関東大会の組み合わせトーナメント表です。各都県大会の第1シードが均等に散らばるよう配置されるものの、第2・第3代表であっても全国レベルの実力を持つペアが多いため、「どのブロックも死の組」と呼ばれる過酷なドローが生まれます。
特に注目された対戦カードでは、東京代表の攻撃型後衛を擁するペアと、埼玉代表の鉄壁の雁行陣を誇るペアが初戦から激突するなど、序盤から決勝戦さながらのハイレベルな攻防が繰り広げられました。カットサーブからのテンポの速い前衛アタックや、バックハンドストロークの深い打ち込みなど、中学生とは思えない洗練された戦術眼が随所で光っています。
シード校の周辺には、ノーシードから波に乗る伏兵ペアが潜んでおり、序盤のリードをどちらが奪うかが勝敗の決定打となりました。立ち上がりの硬さを突いて先制したペアが勢いそのままにシード勢を脅かす展開も多く、トーナメント表の予想を覆すアップセットが会場を大いに沸かせています。