まず大前提として、2026年8月時点でAppleが公式に販売する新品iPhoneにTouch ID搭載モデルはない。iPhone 16シリーズ、iPhone 16 Proシリーズ、そして2026年春に投入された「iPhone 17」シリーズも含め、現行ラインナップはすべてFace IDに統一されている。つまり新品購入で指紋認証を求める場合、iPhoneでは事実上選択肢が存在しない。
一方で中古市場や整備済み品に目を向ければ、Touch ID搭載モデルはまだ現役で流通している。代表的なのは、2026年3月発売の「iPhone SE(第3世代)」だ。A15 Bionicチップを搭載し、2026年時点でもiOSの最新版に対応するため、実用性は十分に高い。ホームボタン搭載機種としては最後のモデルであり、指紋認証を求めるユーザーの受け皿となっている。
さらに旧モデルまで視野を広げると、iPhone 8 / 8 Plus、iPhone 7 / 7 Plus、iPhone 6s / 6s Plus、iPhone 6 / 6 Plus、iPhone 5sがTouch ID対応だ。ただしiOSのサポート状況やアプリ動作要件を考慮すると、2026年の実用機として現実的なのはiPhone 8以降。iPhone 7以前はセキュリティアップデートの対象外となっており、日常利用は推奨できない。
上表の通り、iPhoneに限定すると指紋認証の選択肢は極めて限定的だ。中古iPhoneを検討する場合、実用性と安全面から「iPhone SE(第3世代)」が現実的な最有力候補となる。