テレビ局各社が将来のアナウンサー候補として注目するなか、彼女が芸能活動に区切りをつけた背景には、揺るぎない医療への志向がありました。
東大では医学部健康総合科学科(旧・健康科学・看護学科)などに進み、生命科学や公衆衛生、予防医学などを体系的に学んでいました。メディアでの発信力に魅力を感じつつも、次第に「情報を通じて間接的に伝えるだけでなく、自らの手で直接患者の命や健康を支えたい」という想いが強くなったことが転身の大きな契機となっています。
芸能活動と東大の過酷な学業を両立させる生活は並大抵のものではありませんでしたが、彼女は中途半端な道を選びませんでした。キャスターの契約満了とともに事務所を離れ、医師国家試験の突破と医学の実践にすべての時間を投じる決断を下したのです。