車のナンバープレートにある封印とは?役割や外すと違法な理由を解説

車のナンバープレートにある封印とは?役割や外すと違法な理由を解説

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日常のドライブで見かける軽自動車のナンバープレートには、後部左上を見ても封印が見当たりません。四隅が通常のプラスネジなどで均一に固定されているだけです。同じ四輪自動車でありながら、なぜ軽自動車には封印が存在しないのでしょうか。

軽自動車封印ない理由の根本は、法律上の「車両の身分」の違いにあります。普通乗用車などの白ナンバー車両は、道路運送車両法において「登録車」と定義され、国(国土交通省)の登録原簿に登録されることで初めて所有権の得喪や変更を第三者に対抗できる特別な動産です。これは不動産の登記制度に極めて近い厳格なシステムです。

これに対し、軽自動車は「軽自動車検査協会」への「届出」によって使用が認められる制度設計となっています。法的には家電製品や自転車と同じ一般的な動産に近い位置づけであり、国が所有権を直接公証する登録制度の枠外に置かれています。そのため、所有権保護を目的とした厳重な封印処置を法律上義務付ける根拠が存在しないのです。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。