インターネット上で「自衛隊とヤクザ」が結びつけられる背景には、主に2つの要因が存在します。ひとつは昭和期の任侠映画やフィクション作品が植え付けたパブリックイメージ、もうひとつは過去に極めて稀に発生した隊員の不祥事報道の記憶です。
映画の世界では、銃器の扱いや格闘術に長けた「元自衛官の武闘派ヤクザ」が都合の良いキャラクターとして描かれがちでした。しかし、防衛省において反社会的勢力との接触は懲戒免職を含む最も重い処分の対象です。組織防衛の観点からも、自衛隊と暴力団関係の遮断は徹底されています。
防衛省は全国の警察本部や暴力追放運動推進センターと密接に連携しており、反社会的勢力排除のガイドラインを遵守しています。噂の多くは実態を伴わないセンセーショナリズムによるものであり、組織ぐるみの癒着などは明確に否定されています。