ネット上の情報や旧ターミナル時代の古いクチコミを鵜呑みにしていると、現地で思わぬトラブルに見舞われるケースが後を絶ちません。ここでは、旅行者や出張者が陥りがちな「3大誤解」の真相を明らかにします。
誤解1:「早めに空港に着いても、保安検査前でゆっくり見送りや家族団らんができる」
前述の通り、現ターミナルは商業機能の9割以上が保安検査場の通過後に集中しています。検査前エリアには簡易的なカフェや待合椅子がある程度で、見送りの家族や友人と一緒に本格的な郷土料理を食べたり、大規模なお土産コーナーを巡ったりすることはできません。お見送り・お出迎えを兼ねた会食を希望する場合は、空港に向かう前に熊本市内や近隣の益城町・大津町の飲食店を利用するのが賢明です。
誤解2:「地方空港だから保安検査は15分前でも余裕で通過できる」
最新鋭のスマートレーンが導入され、手荷物検査の処理能力自体は大幅に向上しています。しかし、TSMC関係のビジネス渡航者や大型ツアー客が集中する特定の時間帯(台湾便や羽田便が重なる午前中および夕方)は、保安検査待ちの長蛇の列が発生することがあります。さらに「通過後の商業エリアが楽しすぎて時間を忘れ、搭乗口への案内放送で慌てる」利用者が続出しているため、出発の60分前には保安検査を通過しておくことが強く推奨されます。
誤解3:「熊本空港周辺のレンタカー返却はフライト1時間前で間に合う」
空港周辺のレンタカー営業所から空港ターミナルへの送迎バスは頻繁に運行されていますが、周辺道路の局所的な渋滞によって送迎車自体が動けなくなる事例が報告されています。給油と返却手続き、送迎バスの移動を含め、レンタカー利用時はフライトの90分〜120分前に営業所へ到着しておくのが安全圏です。