ネット上には「中国に行かないならWeChat Payは関係ない」「身元確認をしなくてもチャットだけなら自由にいける」といった古い情報が散見されますが、これらは現在の仕様においては大きな誤解です。
特に中国旅行WeChat登録を検討している旅行者にとって、決済機能のセットアップは必須科目です。現在、中国本土の都市部では現金を受け付けない店舗が日常化しており、交通系ICカードの購入やタクシーの手配すらアプリ経由に依存しています。
そこで押さえておくべきなのがWeChat Pay設定方法の最新フローです。
1. パスポート実名認証
WeChat内の「サービス(我 > 服务)」タブからウォレットを開き、本人確認書類としてパスポート情報をアップロードします。氏名表記のローマ字順(名・姓)や有効期限の入力ミスがあると弾かれるため、厳密な一致が求められます。
2. 国際クレジットカードの紐付け
日本のVISA、Mastercard、JCBなどの国際クレジットカードを登録します。2026年以降のシステム改修により、200元(約4,000円〜4,500円相当)以下の日常決済であれば決済手数料が無料化されており、少額決済の利便性が大幅に向上しました。
ただし、知人間の送金(紅包/お年玉機能など)の受け取りには依然として中国の現地銀行口座が必要となるなど、国際カード連携だけでは一部機能が制限される点には注意が必要です。