ネット上の美しい写真やSNSの投稿だけを見て現地へ向かうと、思わぬ落とし穴に直面することがあります。快適なお花見を楽しむために、事前に知っておくべき3つの重要事項を整理しました。
1. 川沿い特有の「冷たい強風」と体感温度の低下
新川は石狩湾へ向かって直線的に流れる河川であるため、春先は海側からの北西風や吹き抜ける風が非常に強くなる傾向があります。札幌市街地では暖かく感じられる気温15度前後の日であっても、堤防上では風速5m以上の風を受けることで体感温度が10度以下まで急激に下がります。防風性能のあるウィンドブレーカーや薄手のダウンジャケットなどの防寒着を必ず持参してください。
2. 「歩ききれる」という距離感の錯覚
「せっかくだから端から端まで歩いてみよう」と気軽にスタートするのは禁物です。片道10.5kmは、一般的な成人の歩行速度で約2時間半〜3時間を要する本格的なロングウォーキングコースに相当します。堤防上には自動販売機や公衆トイレが一定区間ごとにしか設置されていないため、事前に折り返し地点を決めておくか、片道を歩いた後に最寄りのバス停・JR駅へエスケープする計画を立てておくことが賢明です。
3. バーベキューや火気使用は全面禁止
札幌市内の花見スポットとして知られる円山公園などでは一部期間に火気使用が許可される事例がありますが、新川の堤防緑地は火気厳禁です。ジンギスカンやバーベキューを行うことはできません。テイクアウトした軽食や温かい飲み物を持ち寄り、ゴミはすべて持ち帰るというマナーの徹底が求められます。