Q1:脱酸素剤を食品と一緒に冷凍保存しても効果は続きますか?
A1:効果は大幅に鈍化しますが、品質保持には寄与します。冷凍庫(約マイナス18℃以下)では化学反応のスピードが極めて遅くなるため、酸素吸収能力自体は一時的にほぼ停止します。しかし、解凍されて常温に戻った段階で再び酸素吸収を開始します。なお、冷凍食品を電子レンジで解凍・加熱する際に脱酸素剤を取り外すのを忘れやすいため、冷凍前の段階で取り除いて密閉するか、解凍時の確認をより一層厳重に行ってください。
Q2:脱酸素剤の袋に「エージレス」と書いてあるものとないものがありますが、何が違うのですか?
A2:「エージレス」は三菱ガス化学株式会社が保有する登録商標であり、脱酸素剤のパイオニアブランドです。現在では同社のほかにも、アイリス・ファインプロダクツ(サンソカット)やトッキョウプラスなど複数のメーカーが高性能な脱酸素剤を製造・販売しています。基本原理である鉄粉の酸化を利用した製品が大半ですが、有機系素材(ビタミンC等)を使用して金属探知機に反応しないタイプなど、用途に応じたバリエーションが存在します。
Q3:酸素検知剤がピンク色から紫色(青色)に変わっていました。食べても大丈夫ですか?
A3:ピンク色は袋の中が無酸素状態であることを示し、青色や紫色は酸素が存在している(外気が侵入している)ことを示します。袋を開けた直後に青く変わるのは正常な反応ですが、未開封の時点で青や紫に変色していた場合は、ピンホール(微細な穴)などによって空気が漏れていた可能性が高いです。食品自体が酸化していたりカビが発生しているリスクがあるため、異臭や変色がないか慎重に確認し、少しでも違和感がある場合は喫食を控えてメーカーに問い合わせることを推奨します。