8人組としてスタートしたOH MY GIRLの歩みの中で、ファンの記憶に強く刻まれているのがジニ(JinE)とジホ(Jiho)の2名による旅立ちです。ネット上では時として根拠のない不仲説や事務所との衝突が取り沙汰されますが、取材資料と当時の公式声明を精査すると、そこには女性アイドルが直面する過酷な現実と真摯に向き合った結果の決断が浮かび上がります。
まず2017年10月にグループを離れたジニについて、OH MY GIRL 脱退理由と真相の根本にあったのはデビュー初期から苦しんでいた拒食症(摂食障害)の治療です。2016年8月から活動を休止して療養に専念していたものの、過度な体重管理と過密スケジュールが心身に及ぼす負担は甚大でした。当時の直筆手紙で「自分自身の健康と、一人の人間としての別の人生を歩みたい」と明かしたジニの決断に対し、事務所とメンバーは本人の体調回復を最優先に考え、専属契約の解除に合意しました。
一方、ファンの間で大きな衝撃をもたらしたのが2022年5月のOH MY GIRL ジホ 脱退理由です。契約満了を迎えた際、他の6名がWMエンターテインメントとの再契約を締結する中で、ジホのみが再契約を見送り専属契約を満了しました。この離脱の真相は、アイドルとしての活動に一定の区切りをつけ、「俳優・表現者として新たな地平を切り拓く」という強い個人的意志によるものです。ジホはその後、俳優専門事務所であるP&Studioへ移籍し、本名の「コン・ジホ」として本格的な演技活動をスタートさせました。
公の場で見せたメンバー同士のハグや、脱退後も互いのSNSに寄せられる温かいメッセージのやり取りを見れば、そこに人間関係の破綻がなかったことは明白です。グループの枠組みに縛られず、個々の尊厳と自己実現を尊重し合える関係性を保てている点に、OH MY GIRLというチームの成熟した人間性が表れています。