彼女の出世作となった『君の膵臓をたべたい』は、切なくも儚いヒロイン像が見事にハマり、実写映画として異例の大ヒットを記録した。病と闘う少女の繊細さを表現するため、当時見せた華奢な佇まいは今も多くの人々の記憶に焼き付いている。
その後、NHKの連続テレビ小説『らんまん』では、神木隆之介演じる主人公を長年にわたり健気に支え続ける妻・寿恵子役を熱演。時代考証に合わせた着物姿の美しさと、年月の経過とともに変化する佇まいを安定感ある体型維持で体現した。さらに、世界的な評価を獲得した映画『ゴジラ-1.0』でも過酷な時代を生き抜くヒロインを泥臭く演じ切り、日本映画業界を代表する女優としての確固たる地位を築いた。