嵐と国立の歴史を語るうえで外せないのが、旧国立競技場で達成された6年連続単独公演という金字塔だ。そして、新国立競技場の建設後にアーティストとして初めて同所で単独公演を行ったのが「アラフェス2020 at 国立競技場」であった。
世界的なパンデミックの最中、無観客配信という異例の形態で実施されたこの公演は、巨大な新国立競技場のスケール感をフルに活かした超弩級のステージとなった。夜空へ放たれた4000発の花火と5万個の風船、そして最新のAR(拡張現実)技術を駆使した空間表現は、世界中のファンに勇気と感動を与えた。聖地の歴史とともに歩んできた彼らだからこそ実現できた、唯一無二のエンターテインメント体験だったと言える。