指の長さと運動能力の相関関係は、スポーツ科学の分野で非常に盛んに研究されているトピックです。サッカー選手、陸上短距離走者、バスケットボール選手、格闘家などを対象とした複数の調査において、トップアスリートには薬指が人差し指より長い選手が統計的に有意に多いことが確認されています。
これは、高いテストステロン環境が心肺機能の効率、瞬発的な筋力発揮、視覚と身体の連動(空間把握)に有利に働くためと推察されています。状況を素早く立体的に把握し、コンマ数秒で判断を下す能力は、球技やモータースポーツなどでも強力な武器となります。
この能力はビジネスや投資の世界でもそのまま活かされます。金融トレーダーを対象に行われたケンブリッジ大学の著名な調査では、薬指が長いトレーダーほど高い利益を上げていたというデータも報告されており、不確実な局面で素早くリスクを計算し決断する資質が裏付けられています。