対戦環境におけるブイズは、尖った種族値配分をどう活かすかにすべてがかかっている。全種族共通で合計種族値は525。配分される数値は「130-110-95-65-65-60」の順列で構成されており、どの能力が130でどれが60かによって運用の方向性が180度変わる。
現環境のマスターボール級で猛威を振るうのがシャワーズだ。圧倒的なHP種族値130と特性「ちょすい」を持ち、環境に蔓延する水技アタッカーを完全に機能停止に追い込む。「とける」で物理防御を要塞化し、「めいそう」で特殊耐久と火力を底上げした上で「ねがいごと」と「まもる」のコンボを挟む型は、対策を怠った構築を単騎で詰ませる。
テラスタルシステムの恩恵を最大限に受けているのがニンフィアである。隠れ特性「フェアリースキン」によってノーマル技をフェアリー技へと変換し、威力を1.2倍へと跳ね上げる。「ハイパーボイス」は身代わりを貫通する広角高火力砲として機能し、こだわりメガネを持たせた際の瞬間火力は並の特殊受けを一撃で粉砕する。あえて鋼や炎のテラスタイプを採用し、弱点である毒や鋼を誘い受けしながら返り討ちにする戦法が実戦で極めて高い勝率を叩き出している。
耐久枠のスペシャリストであるブラッキーも見逃せない。「イカサマ」によって自身の低い攻撃種族値を無視し、相手の攻撃力を利用した痛烈なカウンターを放つ。「あくび」による盤面コントロールと「つきのひかり」の高速リカバリーは、サイクル戦における絶対的な安定感をもたらす。