なぜ自宅のコーヒーは苦い?プロが明かす美味しい淹れ方と黄金比

なぜ自宅のコーヒーは苦い?プロが明かす美味しい淹れ方と黄金比

なぜ自宅のコーヒーは苦い?プロが明かす美味しい淹れ方と黄金比に関する疑問や疑問点を初心者にも親しみやすくまとめました。詳細を読もうことができます。

基本のハンドドリップの淹れ方において、味の仕上がりを8割決定づける工程が「蒸らし」です。丁寧なペーパードリップ抽出手順を段階ごとに実践することで、誰でも安定した一杯を淹れられます。

まず、コーヒー豆の挽き方と粒度は「中細挽き(グラニュー糖〜ザラメの中間程度)」を目安に設定します。極細挽きにすると目詰まりを起こして過抽出になり、粗すぎると味がスカスカの未抽出になります。

以下がプロ推奨のステップバイステップ抽出手順です。

【ステップ1:ペーパーの密着と粉の水平化】
ペーパーフィルターの圧着部を互い違いに折り、ドリッパーにぴったりセットします。挽きたての粉を入れ、軽くドリッパーの縁を叩いて粉の表面を平らに整えます。

【ステップ2:最重要工程「蒸らし」】
粉全体にまんべんなく行き渡るよう、粉の重量の約2倍の湯量(15gの粉なら約30ml)を中心から円を描くように優しく注ぎます。ここでのコーヒーの蒸らし時間とコツは、注湯後に「30秒〜40秒間」しっかり待つことです。粉に含まれる炭酸ガスが放出され、湯の通り道(チャネル)が均一に整うことで、後の抽出効率が格段に向上します。

【ステップ3:複数回に分けた本抽出】
蒸らしが終わったら、中心から「の」の字を描くように優しく注湯します。ペーパーの縁(壁面)に直接お湯をかけると、粉の層を通らずに湯だけが落ちて薄まるため、縁から5mm〜1cm内側の範囲で円を描きます。2回〜3回に分けて注ぎ、目標湯量(例:220g)に達した段階で、ドリッパー内に湯が残っていてもサーバーから外します。最後まで落としきらないことが、雑味をカットする最大の秘訣です。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。