すね毛を剃るのはNg?女性の本音とチクチクしない自然な薄くし方

すね毛を剃るのはNg?女性の本音とチクチクしない自然な薄くし方

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すね毛を手入れしようと思い立った男性が真っ先にやりがちな失敗が、T字カミソリを使ってお風呂場で一気に全剃りしてしまう行為です。この「全剃り」には、実行した後にしか気づけない構造的なデメリットが潜んでいます。

ネット上では「毛を剃ると太くなる」という俗説が長年囁かれていますが、皮膚科学的な事実として、カミソリで剃ったからといって毛根の数が増えたり毛自体の太さが変化したりすることはありません。それにもかかわらず太くなったように錯覚する理由は、毛の切断面の形状にあります。自然な毛は先端に向かって細くなっていますが、カミソリで水平に切断されると、最も太い円柱状の断面がそのまま皮膚表面に露出します。これが数日経って数ミリ伸びてきた際、太い断面が一斉に顔を出すため、視覚的にも触覚的にも「以前より剛毛になった」と感じてしまうのです。

さらに深刻なのが、生えかけの時期に生じるチクチク感と皮膚炎のリスクです。鋭利な角度で切断された太い毛先は、歩行時に反対側の足や衣服の生地に引っかかり、強い不快感をもたらします。さらに、皮膚表面の角質をカミソリの刃で削り落としてしまうことでバリア機能が低下し、毛穴にブドウ球菌が入り込んで炎症を起こす毛嚢炎(もうのうえん)や、皮膚の内側に毛が埋もれてしまう埋没毛(埋もれ毛)を頻発させる原因になります。

どうしてもカミソリを用いて一時的に整えたい場合は、以下のチクチクしない剃り方の原則を徹底しなければなりません。

  • 入浴時にぬるま湯で十分に皮膚と毛を温め、毛の主成分であるケラチンを柔らかくする。
  • 石鹸ではなく、油分と保護成分を含んだ専用のシェービングジェルを厚めに塗布する。
  • 毛の流れに逆らって刃を滑らせる「逆剃り」は避け、必ず毛の生えている方向に沿って滑らせる「順剃り」に留める。
  • 処理後は冷水で毛穴を引き締め、抗炎症成分(グリチルリチン酸2Kなど)と高保湿成分(セラミドなど)を配合したローションで手厚く保湿する。
山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。