元祖長浜屋の代名詞とも言えるのが、客が発する独特のコール、通称「呪文」です。このコールは「油の量」「麺の硬さ」「ネギの量」の3要素の組み合わせで構成されています。
好みに応じて指定できる要素の内訳は以下の通りです。
【油の量(スープの脂っこさ)】
・ベタ:油多め(スープ表面に透明なラードの層が厚く張る濃厚仕様)
・フツウ:標準の油の量
・ナシ:油抜き・油少なめ(あっさりした豚骨ダシをダイレクトに味わえる)
【麺の硬さの種類】
・ナマ:バリカタ〜粉落としに相当する最硬の茹で加減(茹で時間は数秒程度)
・カタ:硬め(一番人気の標準的カスタム)
・フツウ:通常の硬さ
・ヤワ:柔らかめ(しなやかな食感でスープをよく吸う)
【ネギの量】
・ネギオオメ:青ネギを増量(無料サービス)
・ネギナシ:ネギ抜き
熱狂的なファンに最も親しまれている組み合わせが「ベタナマ」(油多め・麺ナマ)です。こってりとした脂のコクと、芯の残る極細麺のパツパツとした歯ごたえが絶妙にマッチします。さらにネギを増やしたい場合は「ベタナマネギオオメ」と繋げて伝えます。あっさりと食べたい気分のときは「ナシカタ」や「ナシヤワ」といった注文も定番です。
何も言わずに「1枚」と食券を渡した場合は、すべて「フツウ」の状態で提供されます。初めての訪問で自分の好みが分からない場合は、無理に呪文を唱えず「カタで」または「フツウで」とシンプルに伝えるだけで全く問題ありません。