「4」はなぜ「し」「よん」と読む?不吉とされる歴史と使い分けの真相

「4」はなぜ「し」「よん」と読む?不吉とされる歴史と使い分けの真相

「4」はなぜ「し」「よん」と読む?不吉とされる歴史と使い分けの真相の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

生活の中で「4の忌避」を最も実感するのが、建築物の部屋番号や駐車場の区画表示です。多くの総合病院や宿泊施設、分譲・賃貸マンションにおいて、「4号室」「14号室」「24号室」や「4階」そのものがスキップされる現象は今なお見られます。

特に病院において「4(死)」や「9(苦)」、さらには重病を連想させる「42(死に)」や「49(死苦)」が病室番号から除外されてきたのは、死線を彷徨う患者やその家族に対する心理的配慮(ホスピタリティ)の一環でした。ホテルなどの宿泊施設でも、旅行者やビジネス客に不快な印象を与えないための伝統的なマナーとして踏襲されてきました。

一方で、国際化やデジタル管理が進んだ現在では、この慣習にも変化の兆しが現れています。海外からのインバウンド客にとっては「部屋番号が連番になっていないこと」のほうが混乱を招く原因となるため、新設される外資系ホテルやタワーマンションでは、4号室や4階を省略せずにそのままナンバリングする事例が一般化しつつあります。

山田 真由
著者

山田 真由

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