広大な境内を巡る際、適切な順序を守ることで、より清々しい気持ちで祈願を行うことができます。神社神道の基本に則った、推奨される参拝の順番を整理しました。
神域に入る前に、まず獅子堂前の手水舎、または本殿手前の手水舎で両手と口を清めます。境内巡りの標準的なルートは以下の通りです。
1. 本殿(猿田彦大本宮)への参拝
樹齢数百年を数える杉並木の参道を進み、まずは主祭神である猿田彦大神に日頃の感謝を伝えます。ここでの祈願は「自らの進むべき道を正しく導いていただく」という決意表明の形をとるのが作法に適っています。
2. 別宮 椿岸神社(天之鈿女命)への参拝
本殿の参拝を終えた後、すぐ近くに鎮座する椿岸神社へ向かいます。芸道・芸能の向上、夫婦円満、そして強力な良縁結びをここで祈願します。
3. かなえ滝と招福の玉
椿岸神社の右手にある「かなえ滝」で心を清め、滝を静かに撮影します。また、椿岸神社の前にある「招福の玉」を「祓へ給へ、清め給へ、六根清浄(ろっこんしょうじょう)」と唱えながら3回撫でることで、心身の浄化と招福を祈ることができます。
4. 松下社および茶室「鈴松庵」
境内奥のエリアには、松下幸之助氏ゆかりの松下社があります。さらに、日本の伝統文化を広く一般に親しんでもらうために寄進された茶室「鈴松庵」では、四季折々の庭園を眺めながら本格的な抹茶と季節の和菓子をいただくことができます。和菓子が盛られた銘々皿は記念として持ち帰ることが可能です。