変換自体は成功しても、開く環境によってスライドの見栄えが変わってしまうトラブルは後を絶ちません。OS間のフォント互換性問題をクリアするための実践テクニックを押さえておきましょう。
Windows環境で作成されたPDFをMac上のPowerPointで開く場合、「メイリオ」や「游ゴシック」のウェイト設定の違いから行末が押し出される現象が頻発します。これを回避するには、変換後のファイルを編集する前に、スライドマスター上で「両OS共通で美しく表示されるフォント(BIZ UDPゴシックなど)」へ一括置換をかけるのが効果的です。
また、Googleスライド上でPPTXファイルを共同編集する場合、Google Fontsに存在しないフォントは自動で近いフォントへ置き換わります。デザインの完全性を重視するプレゼンテーションでは、共有前にテキストの配置枠に十分なマージンを持たせておくか、重要なロゴや図表をベクターグラフィック(SVG形式)として確定させておく配慮が役立ちます。