実際に店頭で選ぶ際、どの商品がもっとも減量に適しているのか。主力の「ブランパン」と、近年ラインナップを広げている「もち麦パン」シリーズ、そして新作の惣菜・菓子パン系を比較すると、明確な違いが浮き彫りになる。
元祖ともいえるブランパン(2個入)は、1個あたりの糖質が約2.0g前後、エネルギーも約65kcalと圧倒的な数値を誇る。穀物の外皮(ふすま)を主原料としており、不足しがちな食物繊維も1個あたり5g以上摂取できる。純粋な糖質カットを狙うなら、依然として右に出るものはない。
一方で、ブラン特有の風味が苦手な層から熱狂的な支持を集めるのがもち麦パンシリーズだ。もっちりとした弾力があり、糖質は1個あたり10g〜15g前後に抑えられている。ブランパンに比べると糖質はやや高いものの、水溶性食物繊維(β-グルカン)が豊富で腹持ちが抜群に良い。咀嚼回数が増えるため、結果として食べ過ぎを防ぐ効果が期待できる。
注意したいのは、ドーナツやチョコデニッシュなどの甘い低糖質パンだ。糖質自体は10〜15g前後に抑えられているが、バターや植物油脂を多く使用しているため、脂質が15g以上、総カロリーが200kcalを超える商品も少なくない。「低糖質だから何個食べても平気」と間食代わりに複数食べれば、カロリーオーバーで体重増加の直接的な原因となる。