前照灯の正しい使い方とは?ハイビーム常用や車検基準の落とし穴

前照灯の正しい使い方とは?ハイビーム常用や車検基準の落とし穴

前照灯の正しい使い方とは?ハイビーム常用や車検基準の落とし穴とはどのようなものなのか? 背景や要点を整理してお届けします。

夕暮れ時の点灯遅れによる事故をなくすため、国土交通省が導入したオートライト義務化制度。新車への装着が完全に義務付けられ、周囲の明るさに応じて自動的にライトが点火する仕組みは定着した。手動でのオフ操作が制限されるなど、無点灯走行(無灯火)を劇的に減らす成果を上げている。しかし、システムへの過度な依存が新たな死角を生んでいるのも事実だ。トンネル出口付近や濃霧、悪天候時の手動切り替えを怠り、視界不良下で危険に晒される車両が目立つ。

さらに見逃せないのが、2026年以降いよいよ厳格化のピークを迎える車検基準(継続検査)の変化である。これまで移行期間として認められていたハイビームでの測定措置が全廃され、ロービーム計測への完全移行が進んでいる。経年劣化や社外品バルブへの交換によって配光パターン(カットオフライン)が崩れている車両は、光量が十分でも一発で車検不適合(不合格)となる事例が急増中だ。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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