名門事務所であるライジングプロダクションにとっても、この騒動は想定外の痛手となった。看板タレントの一人であった彼女を守り切ることは難しく、事務所としても露出を最小限に抑えるリスクヘッジをとらざるを得なかった。
近年の芸能ニュースにおいては、スキャンダルに対する世間の倫理基準が極めて厳格化している。かつてであれば時間の経過とともに風化していたような事案でも、デジタルアーカイブが残る現代では容易に消え去らない。大手プロダクションの影響力をもってしても、一度燃え上がった世論の炎を鎮火させることは不可能に近かったのだ。