警戒心の強い犬や怖がりの愛犬をいきなり布の中に押し込むのは失敗のもとだ。公益社団法人日本愛玩動物協会の認定スタッフや現場のドッグトレーナーは、ごほうびを活用した「スモールステップ法」を強く推奨している。
最初は部屋の床の上にスリングを広げ、その上におやつを置いて「布は怖くない」という好印象を植え付ける。次に、布で体を軽く包むだけの練習を行い、受け入れたら即座に褒めておやつを与える。YouTubeなどの動画コンテンツでは、一気に犬を入れるシーンが編集されて映し出されがちだが、焦りは厳禁だ。愛犬が自ら身を委ねてくるまで、数日から数週間かけてステップを踏むことが、生涯にわたるお出かけトラブルを防ぐ一番の近道となる。