加賀まりこの現在の私生活を語る上で欠かせないのが、6歳年下のパートナーである演出家・清弘誠(きよひろ まこと)氏の存在です。清弘氏はTBSの看板演出家として『渡る世間は鬼ばかり』をはじめとする数々の名作ドラマを手掛けた人物で、加賀まりことは50代の頃に出会い、彼女が59歳、清弘氏が53歳のときに本格的な交際へと発展しました。
二人の関係は「法律婚」ではなく、20年以上にわたる事実婚です。婚姻届という制度に縛られることなく、互いに自立した一人の大人として支え合う関係を選んだ理由について、加賀まりこは過去のインタビューや手記で率直に語っています。「お互いに大人になってからの出会いだからこそ、相手の生活リズムや価値観を尊重し、縛り合わない形が一番心地よかった」という言葉通り、二人は長年、付かず離れずの絶妙な関係性を維持してきました。
都内にある自宅では、それぞれのプライベートな空間を大切にしながら、夕食を共にし、時には麻雀や共通の趣味を楽しむ穏やかな時間が流れています。「旦那」という世間一般的な枠組みにとらわれず、人生の伴走者として敬意を払い合う関係は、成熟したパートナーシップの理想形として現代のシニア世代からも強い共感を集めています。