結論から言えば、広末涼子に関する違法薬物の所持や使用、逮捕といった情報は完全な虚偽である。警察当局による捜査や家宅捜索が入った事実は一切存在せず、所属事務所や本人からの発表にもそのような事案を示唆する要素は皆無だ。
では、なぜこれほど突飛なデマが拡散したのか。発端は、2000年代初頭の奇行報道や過密スケジュールによる心身の疲弊がゴシップ誌に書き立てられた過去の残像にある。そこへ近年のプライベートにおける急転直下の騒動が重なり、検索エンジンのサジェスト機能や、PV稼ぎを目的に誇大見出しを乱造するまとめサイトのアルゴリズムが結びついた結果、根拠のない怪情報が「疑惑」として増幅されたに過ぎない。
火のない所に煙を立てるネットの悪意。公式発表の裏側にあったのは、法的なトラブルではなく、極めて私的な人間関係の摩擦と契約上の整理であった。