日本列島は東西に約3,000キロメートルにわたって広がっているため、同じ日であっても東京、大阪、名古屋、福岡、札幌などの主要都市間で礼拝時刻に数分から数十分のズレが生じます。基準となる太陽の南中時刻が東から西へと移動するため、西日本に位置する大阪や福岡の礼拝時間は、東京と比べておおむね15分〜30分程度遅くなります。
また、礼拝を行う際に聖地メッカのカアバ神殿を向くキブラ方角日本の設定も必須要素です。日本国内からメッカの方角を球面三角法(大圏コース)で計算すると、概ね西北西(約288度〜293度)を指します。一般的な地図上の平面的な方角感覚(西南西方面)とは異なるため、方位磁針やスマートフォンのコンパス機能を用いて正確なアライメントを取ることが推奨されています。