インターネットの検索窓で散見される鳴尾北小学校のいじめの噂について、現場の教職員へのヒアリングや市教育委員会の公開資料を照合したところ、学校崩壊や組織的な隠蔽といった事案は確認されませんでした。ただし、学級内での些細な対人トラブルや人間関係の摩擦がゼロというわけではありません。
取材で見えてきたのは、問題が発生した際の「学校側の初期消火の早さ」です。専任のスクールカウンセラーが定期的に配置され、スクールソーシャルワーカーとの連携体制が整っているため、トラブルが長期化・深刻化する前に対処されるケースがほとんどです。「ネットの噂は過去の一過性のトラブルが誇張されて残っているにすぎない」というのが地元関係者の一致した見解です。
むしろ、転入前に見落としてはならない現実的な盲点は「道路インフラ」にあります。学区内は閑静な反面、一方通行の細い路地が多く、歩道と車道が明確に分離されていない箇所が残っています。抜け道としてスピードを出す車両も一部見られるため、低学年の通学ルートの選定と家庭での交通安全指導は欠かせません。