コニカミノルタが直営するドームシアターは、それぞれ導入されているプロジェクション技術、音響設備、そして館全体の空間演出において明確な差別化が図られています。漫然と最寄りの館を選ぶのではなく、各拠点の強みを理解することが失敗しない第一歩となります。
有楽町マリオン内に位置する「プラネタリアTOKYO」は、日本初となるツインドーム構造を採用した旗艦店です。一般上映を行う「DOME2」には8K相当の高精細映像を映し出す最新システムが備わり、ペアで包み込まれる「銀河シート」が設置されています。一方の「DOME1」は多目的ドームとして機能し、クラフトカクテルや限定スイーツを片手に星空とデジタルアートを楽しめるバースタイル上映を展開するなど、ナイトカルチャーの性格が極めて濃い設計です。
池袋サンシャインシティの「満天」は、都市型エンタメプラネタリウムのパイオニア的存在です。光学式投映機「Infinium Σ(インフィニウム シグマ)」が放つ漆黒の夜空とリアルな星の輝きが特徴で、靴を脱いで寛げる「芝シート」や、雲の上に寝転ぶ感覚を再現した「雲シート」といった元祖プレミアムシートが根強い人気を博しています。
東京スカイツリータウンに構える「天空」は、音響面に特化した設計が際立ちます。43.2chのサラウンドシステム「SOUND DOME®」を導入し、風の音や波のざわめきが座席を取り囲むように立体移動する没入感が強みです。限定3席の「三日月シート」は、ドーム最前列で特別な夜を過ごしたい層から常に予約争奪戦が繰り広げられています。
神奈川・愛知の拠点にも注目が集まります。みなとみらいの「プラネタリアYOKOHAMA」および「プラネタリア満天NAGOYA」は、日本初の自発光型LEDドームシステム「DYNAVISION®-LED」を採用。従来のプロジェクター投影では難しかった圧倒的な高輝度と鮮やかな色彩表現を実現し、宇宙空間の奥行きや星々のコントラストにおいて従来の常識を塗り替えました。