アドミッションポリシーとは?合否を分ける求める学生像と合格例文

アドミッションポリシーとは?合否を分ける求める学生像と合格例文

アドミッションポリシーとは?合否を分ける求める学生像と合格例文について押さえておきたい 理由を分かりやすい構成で解説いたします。

「アドミッションポリシーを意識せずに出願しても、部活動の華々しい実績や高い評定平均があれば受かるのではないか」と考える受験生は後を絶ちません。しかし、総合型選抜や推薦入試を指導する専門塾や、大学入試の現場からは、そうした楽観論を否定する証言が相次いでいます。

入試選考の裏側を取材した際、首都圏の難関中堅私立大学で推薦入試の面接官を務める専任教授は、次のような落選パターンを指摘しました。
「出願書類を読めば、本学のアドミッションポリシーを深く理解しているか、それとも他大学の志望理由書を使い回しているかは数十秒で見抜けます。特に多いのが、本学のポリシーにある『多角的思考と対話を重視する』という文言をそのまま貼り付け、『私は多角的な対話が得意です』と根拠なく述べるパターンです。ポリシーの文言をオウム返しする行為は、自ら主体的に考えていない証拠とみなされ、評価は著しく低くなります」。

大手ネット掲示板や進路相談サイト(Yahoo!知恵袋など)を検証しても、「全国大会出場経験があり評定も4.6あったのに総合型選抜で一次選考落ちした」「志望理由書を塾に見てもらわず自己流で書いたら全滅した」という書き込みが毎年のように散見されます。その共通要因を深掘りすると、「大学の教育方針とのミスマッチ」という壁に突き当たります。

大学は単に「優秀な高校生」を集めたいのではありません。「自大学のカリキュラムを最大限に活用し、自大学の理念を具現化してくれる学生」を選抜したいと考えています。大学側の受入設計図であるアドミッションポリシーを無視することは、企業の採用面接で「御社が何を売っている会社か知りませんが、私を採用してください」と懇願しているに等しい致命的な失策なのです。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。