営業終了後、しばらくの間広大な建物が残されていたことから、SNSやネット動画配信者の間では「広島の巨大ショッピングモール廃墟」「不気味な心霊スポット」といった根拠のないラベルが貼られる事態が発生しました。
しかし、取材班が確認した登記記録および管理実態に照らすと、これらの噂のほとんどはネット特有の誇張と都市伝説に過ぎません。主な誤解について、以下の通り事実を整理します。
- 誤解1:経営者が夜逃げして放置された違法廃墟である
→ 事実無根です。営業終了後も土地・建物の所有権関係は法的に整理されており、警備会社の巡回管理やフェンスによる封鎖が行われていました。行政による指導対象となるような完全放置物件ではありません。 - 誤解2:建物内で凄惨な事件があり、幽霊が出る
→ 地元警察の広報記録や報道資料を遡っても、施設内で心霊現象の根拠となるような事件・事故の記録は存在しません。山間部の夜間に巨大な建造物が漆黒に沈む外観が、オカルト愛好家の想像を掻き立てたに過ぎません。 - 誤解3:誰でも自由に出入りできる廃墟探索スポットである
→ 明らかな誤りです。私有地への無断立ち入りは刑法第130条の「建造物侵入罪」に該当します。過去にも無断侵入者に対して厳格な通報措置が取られており、安易な探索行為は重大な法的リスクを伴います。