各ブラウザのポップアウト設定は、バージョンアップのたびに変更されることがある。以下は2026年時点の最新UIに対応した手順だ。
● Google Chromeでのポップアウト設定方法
ChromeにはネイティブなWebページ用ポップアウト機能は搭載されていないため、拡張機能を活用するのが主流だ。
動画のポップアウト(PiP):Chrome標準機能として、HTML5動画を右クリックし「ピクチャーインピクチャー」を選択すればよい。ただし、YouTube等のプレーヤーでは右クリックメニューが上書きされるケースがある。この場合は Chrome拡張機能「Picture-in-Picture Extension(by Google)」をChrome ウェブストアからインストールする。アドレスバー右端に表示されるアイコンをクリックするだけでポップアウト表示が可能だ。
メール・Webページのポップアウト:GmailはPC版で右上の「別ウィンドウで開く」アイコン(矢印マーク)をクリックすることで、作成ウィンドウがポップアウトする。サードパーティのWebページを独立ウィンドウ化したい場合は、タブを「新しいウィンドウに移動」するショートカット(Windowsなら右クリック→「タブをウィンドウに移動」)が最も手軽だ。
● Microsoft Edgeでのポップアウト有効化
Edgeは2024年以降、「アプリとして開く」機能が充実し、ポップアウトに近い体験を標準で提供している。手順は以下の通り。
①アドレスバー右端の「…」メニューをクリック → ②「アプリ」→「このサイトをアプリとしてインストール」 → ③インストール後、独立ウィンドウとしてサイトが起動する。さらにEdgeはPiP機能も充実しており、動画上に自動でPiPアイコンが表示される「自動PiP」機能が設定→「メディアの自動再生」から制御可能だ。
● SafariのポップアウトとPiP対応状況
SafariはAppleの方針上、拡張機能の制約が厳しく、Chromeほど自由なポップアウトカスタマイズはできない。ただしピクチャーインピクチャー機能はmacOS Sierra以降に標準搭載されており、対応動画(YouTube、Netflixなど)では動画右下のPiPアイコンから即時起動できる。macOSではDock上でSafariアプリを右クリック→「ウィンドウ」から個別タブを独立ウィンドウとして分離する方法も覚えておくと便利だ。
● スマホ(Android・iOS)でのポップアウト使い方
Androidでは、iOS以上にポップアウト的な機能が充実している。マルチウィンドウ(分割画面)機能を使えば、YouTubeを半画面表示しながらブラウザを操作できる。YouTube Premium加入者なら、ホームボタンを押した際に自動でPiP起動する設定(アプリ設定→PiP)を有効化できる。iOSでもiOS 14以降でPiPが全アプリに開放されており、プレーヤーからホーム画面に戻るだけでPiPモードに移行する。