鹿児島空港の駐車場事情を語る上で避けて通れないのが、ゴールデンウィーク、お盆、年末年始、そして秋の行楽連休に発生する深刻な満車問題です。現地取材班の観察データによると、多客期の公式駐車場は午前7時30分から8時30分頃にかけて急激に入庫率が上昇し、午前9時を過ぎると「満車・入場待ち列」がターミナル前の外周道路にまで伸びる光景が常態化しています。
フライト出発時刻の40分前に到着したにもかかわらず、駐車場への進入ゲートで20分以上足止めを食らい、手荷物預け入れ締め切りに間に合わず搭乗便を変更せざるを得なくなったという事例は決して珍しくありません。特に羽田便や伊丹便が集中する朝のラッシュ帯は、ビジネスマンと旅行客の車が同時に押し寄せます。
現場で見られるもうひとつの盲点が、国内線駐車場と国際線駐車場の偏りです。多くのドライバーが無意識に国内線ターミナル直前のゲートに並びますが、実は歩道で直結している国際線駐車場側は、国際定期便の運航スケジュールによって午前中に空車枠が残っているケースが多々あります。国内線が満車表示であっても、国際線側へ回ることでスムーズに入庫できる場面が少なくありません。