極限の集中力と反射神経が交錯するゲームだからこそ、現場では「お手つき」や「同着コール」による判定の揉め事が発生しがちです。すごろくやの公式ルールブックに記載されている正式な判定基準をあらかじめ把握しておくことで、ゲームのテンポと場の空気を壊さずに進行できます。
間違えた時の「お手つき」公式ルール
名前を間違えて叫んでしまったり、まだ名前がついていない初登場のキャラクターに対して勢い余って既存の名前を叫んでしまった場合、公式ルールでは明確なペナルティが科されます。
お手つきをしたプレイヤーは、これまでに自分が獲得した手元のストックからカードを1枚支払い、中央のカードの束の「一番下」に差し戻さなければなりません。まだ1枚もカードを獲得していない段階でお手つきをした場合は、マイナス点として記録するローカルルールを採用しない限り、実質的なノーペナルティとしてそのまま続行するのが標準的な進行です。焦って不確かな名前を口走るリスクを背負わせることで、安易な当てずっぽうを抑止する仕組みになっています。
名前を同時に叫んだ場合の公式ジャッジ
複数のプレイヤーがほぼ完全に同時に名前をコールした場合、かるたのように「カードに早く触った人」を決勝点にしてはいけません。ナンジャモンジャは発声のゲームであるため、身体接触による怪我やカードの破損を防ぐ目的から、カードを手で触る行為自体が推奨されていません。
同着が発生した場合の公式裁定は以下の2段階です。
1. 参加者全員の客観的な合意により、コンマ数秒でも早かったと満場一致で認められるプレイヤーがいれば、その人物がカードを獲得する。
2. 完全に同時であり優劣が判定できない場合は、「キャリーオーバー(判定保留)」となり、中央のカードの束はそのまま残されます。次の手番のプレイヤーが新たなカードをめくり、次に正しくコールできた勝者が、前回の保留分も含めてすべて総取りします。
このキャリーオーバーが発生すると、場のカードが一気に10枚から20枚近くまで跳ね上がるため、プレイヤー間の緊張感と盛り上がりは最高潮に達します。