くれたけイン名古屋久屋大通の現在と閉館理由!名物朝食や口コミの真相

くれたけイン名古屋久屋大通の現在と閉館理由!名物朝食や口コミの真相

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名古屋市東区泉1丁目に位置していた同ホテルですが、現在の状況を確認すると、建物としてのホテル営業はすでに幕を下ろしており、大手旅行予約サイトや公式ポータルからの宿泊予約はすべて終了しています。現地を訪れてもホテルの看板は取り外されており、宿泊施設としての稼働は確認できません。

突如として予約サイトから姿を消したため、ネット上では「経営破綻したのではないか」「トラブルがあったのか」といった根拠のない憶測も飛び交いました。業界関係者や不動産登記データ、グループの開示情報を総合的に検証すると、浮き彫りになる閉館理由は極めて計画的かつ合理的な事業判断によるものです。

最大の要因は、10年単位で結ばれていた定期建物賃貸借契約の満了です。同ホテルが開業した2010年代半ばから月日が流れ、建物の設備更新時期と契約更新のタイミングが重なりました。折しも久屋大通エリアは「RAYARD Hisaya-odori Park」の開業をはじめとする大規模な都市再生事業が進み、周辺地価および固定資産評価が激変した地域です。賃料条件の見直しや老朽化対策の改修投資を秤にかけた結果、契約を満了させて営業を終了する決断が下されました。

運営母体である呉竹荘 グループホテル(静岡県浜松市)は、全国および海外にホテル・婚礼・レストラン事業を展開する堅実な企業グループです。今回の撤退は業績不振による頓挫ではなく、名古屋都市圏における旗艦拠点の見直しに伴うポートフォリオの整理でした。後述する納屋橋エリアの「プレミアム」ブランドへの集約を進めるなかでの前向きな事業再編という側面を持っています。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。