枝下緑道の大きな特徴は、旧名鉄三河線の廃線跡をそのまま活用している点にあります。2004年に営業運行を終了した名鉄三河線の山線区間(猿投〜西中金間)の一部であり、レールが撤去された現在でも線路敷ならではの緩やかなカーブや直線的な見通しが保たれています。
コース途中にある旧枝下駅跡には、かつて列車が行き交ったプラットホームの痕跡や案内板が保存されており、鉄道ファンにも嬉しいポイントです。駅舎があった当時の風景に思いを馳せながら歩道を進むと、地域の交通を半世紀以上にわたって支えた枝下緑道の歴史が肌感覚で伝わってきます。周辺の旧三河広瀬駅跡や旧西中金駅跡へと足を伸ばす名鉄三河線廃線巡りの起点としても最適です。