木更津総合高校を受験する上で最も注意すべきは、単一の偏差値で学校を測ってはならないという点です。同校は大きく分けて国公立・難関私大を目指す「特別進学コース」と、多彩な進路希望に応える「総合コース」が設置されており、求められる学力レベルは完全に分化しています。
進学指導の最前線である特別進学コースでは、放課後講習や長期休暇中の進学補講が手厚く組まれており、千葉大学をはじめとする国公立大学や、明治大学・法政大学などのGMARCH、日本大学・東洋大学といった日東駒専群への現役合格者を安定して輩出しています。少人数制で手厚いフォローを受けられる点が強みです。
一方の総合コースは、進学系列、情報・ビジネス系列、福祉系列、スポーツ系列、美術系列など、2年次以降に自分の適性に応じた系列選択ができる柔軟性が売りです。進路先は中堅私立大学の推薦入試、専門学校進学、地元優良企業への就職、さらには併設の清和大学法学部や短期大学部への進学など多岐にわたります。自らキャリアプランを描ける生徒には有利な仕組みですが、「周りに流されてなんとなく過ごしてしまう」と、希望する進路の獲得が難しくなるシビアさも併せ持っています。