指揮官イマノル・アルグアシルはこの大一番で、アレクサンダー・ソルロートと久保を前線に並べる「4-4-2」のダイヤモンドシステムを採用しました。シェリフ対ソシエダ スタメンに名を連ねた久保は、単なるウイングではなく、中盤に下りてボールを引き出しつつ背後へ飛び出す変幻自在のフリーマンとして機能しました。
公式記録における久保建英 出場成績とアシストを検証すると、61分間のプレータイムのなかでチーム最多となるキーパス3本を供給。特筆すべきは、ダビド・シルバとのあうんの呼吸です。先制点の場面では、自ら強引にシュートを打つ選択肢がありながら、背後から走り込むシルバの足元へ最もシュートを打ちやすい回転とスピードでボールを届けました。
交代直前には相手のキーマンを退場に追い込むプレーを引き出しており、限られた出場時間のなかで「1アシスト+1退場誘発」という決定的なインパクトを残しました。欧州の舞台でこれほど効率的に勝敗を決定づける数字を残したことは、久保がソシエダの絶対的な攻撃の核であることを改めて証明する結果となりました。