逆鉾昭廣の早すぎる死と真相|弟・寺尾との絆と井筒部屋の現在

逆鉾昭廣の早すぎる死と真相|弟・寺尾との絆と井筒部屋の現在

話題沸騰中の 逆鉾昭廣の早すぎる死と真相|弟・寺尾との絆と井筒部屋の現在について、多角的な視点をご紹介しています。

2019年9月16日、大相撲秋場所が熱戦を繰り広げていた最中、大相撲界を激震が走りました。井筒部屋の師匠として重責を担っていた逆鉾昭廣(本名:福薗昭男)の死因は、発見が極めて難しく進行が早いとされるすい臓がんでした。享年58。現代の平均寿命から見てもあまりに早すぎる旅立ちでした。

相撲関係者や報道各社の当時の取材記録によると、逆鉾が体調の異変を自覚し始めたのは逝去の数か月前のことでした。同年7月の名古屋場所、弟子の鶴竜が見事に幕内最高優勝を飾り、愛弟子の賜杯奪還を誰よりも喜んでいたその裏で、すでに病魔は進行していました。逆鉾はその夏に都内の病院へ極秘入院し、懸命なすい臓がん闘病を続けていたのです。

当時、日本相撲協会関係者は「場所前まで『秋場所には顔を出す』と気丈に語っていたが、急激な体重減少と黄疸の症状が見られ、容態が急変した」と証言しています。公私にわたり土俵への情熱を燃やし続け、弱音を一切吐かなかった名関脇の命日となった9月16日は、かつて自身が幾度となく死闘を繰り広げた両国国技館からほど近い病室で、静かに息を引き取ったと伝えられています。

中川 明日香
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中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。