では、私たちは90歳という年齢にどう向き合えばいいのか。鍵となるのは、「諦める」という言葉の本来の意味、すなわち「明らかに見極める」ことにあるかもしれない。若さや健康、かつてできたことを手放し、今の自分にできる最小限の営みに集中する。そこには、他人の目を気にしない究極の自由が存在する。
誰かのために生きるのではなく、社会の役に立つという呪縛からも解放され、ただ自分の呼吸を感じて生きる。そんな境地に達したとき、初めて「何がめでたい」という問いは、「めでたくなくても、これでいいのだ」という自己肯定へと昇華する。長寿社会の真のゴールは、延命の長さを競うことではなく、老いを受け入れる心の静けさを手に入れることにあるはずだ。 (出典: 90 歳 何 が めでたい(Yahoo!ニュース))
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