基本給としての年俸に加え、プロ野球監督の契約には多くの「インセンティブ(出来高)」が含まれているのが通例だ。リーグ優勝、日本一、さらには観客動員数の目標達成など、細かな条件が設定されている。阿部監督の契約にも、これらのインセンティブが手厚く組み込まれていると見られる。
つまり、結果を出せば出すほど、実質的な収入は跳ね上がるシステムだ。これは監督にとって大きなモチベーションとなる一方で、一敗の重みが自身の懐にも直結するというシビアな現実でもある。ファンやメディアからの容赦ない批判に晒されながら、結果を残し続けなければならない。まさに針のむしろと言えるポジションだ。