トムとジェリーの強面犬スパイク徹底解剖!親バカの真相と歴代声優

トムとジェリーの強面犬スパイク徹底解剖!親バカの真相と歴代声優

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『トムとジェリー』に登場する屈強な番犬キャラクターの名前として誰もが思い浮かべるスパイク(Spike)。彼の公認プロフィールにおける犬種はイングリッシュ・ブルドッグです。たるんだ顎の皮膚、がっしりとした胸板、鋭い牙を剥き出しにしたアンダーショット(受け口)の風貌は、当時のアメリカ郊外住宅地における「頼もしい番犬」のパブリックイメージを忠実にデフォルメした造形となっています。

アニメーション史における初登場は、ウィリアム・ハンナとジョセフ・バーベラが監督を務めた1942年公開の短編映画『Dog Trouble(邦題:ウソをついたら)』でした。初期のフィルムクレジットや初期設定資料を確認すると、当時は固定の名前が明示されていなかったり、一部のエピソードでは「キラー(Killer)」や「ブルッチ(Bulldozer)」といった別名で呼ばれたりしていた時期も存在します。しかし、回を重ねるごとに赤い首輪をトレードマークとした「スパイク」という呼称が定着し、名実ともにシリーズ不動のレギュラーキャラクターへと進化を遂げました。

性格は極めて誇り高く、マイペースな昼寝や日向ぼっこ、そして愛用の特大骨を何よりも重んじます。無駄な好戦性を振りかざすことはなく、自身のテリトリーや静穏が脅かされない限りは極めて理知的です。しかし、ひとたび平穏を乱されるや否や、怒涛の破壊力で相手を完膚なきまでに叩きのめすという、明確な行動規範を持っています。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。