SNSやネット掲示板、各種アンケート調査における「若者の生の声」を拾い上げると、若者のテレビ離れ実態は単に「観る時間がない」というレベルを超え、「受動的な情報摂取への拒否感」へと進化していることが分かります。
「決められた時間にテレビの前に座る意味がわからない」「見たいシーンだけを倍速や切り抜きで見たい」というタイパ(タイムパフォーマンス)志向に加え、ネット動画配信サービス台頭(Netflix、Amazon Prime Video、U-NEXTなど)が決定打となりました。国内外の莫大な資本を投じたオリジナル作品やハイクオリティな海外ドラマに日常的に触れる視聴者にとって、予算不足が露呈した地上波バラエティやドラマは見劣りせざるを得ません。
ネット上のコミュニティでは「地上波の予定調和なトークに飽きた」「ステマや過剰演出が透けて見える」といった辛辣な意見が多数派を占めており、テレビに依存してきた旧来の「お茶の間タレント」のブランド価値は急速に減衰しています。