【鬼滅の刃】炭治郎の鬼化はなぜ?原作何話で元に戻るのか衝撃の真相を徹底解説

【鬼滅の刃】炭治郎の鬼化はなぜ?原作何話で元に戻るのか衝撃の真相を徹底解説

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誰も刃を通すことができない絶対強者となった炭治郎を押し留めたのは、暴力ではなく肉親の情愛と、託された命の結晶でした。人間に戻る薬によって自我を取り戻した禰豆子が戦場へ駆けつけ、暴れ回る兄の身体にしがみつきます。「お兄ちゃん、帰ろう」「人を殺しちゃ駄目」と血を流しながら懇願する禰豆子の姿は、第1話で猛り狂う鬼の禰豆子を必死に抱きしめた炭治郎の構図と完全に対称をなす名場面です。

禰豆子の呼びかけによって炭治郎の攻撃が一瞬鈍る中、決定打を放ったのが栗花落カナヲでした。カナヲの懐には、胡蝶しのぶから託されていた「鬼を人間に戻す薬」の予備(ラスト1本)が残されていました。本来は禰豆子の薬が足りなかった時のために用意されたものでしたが、珠世としのぶの周到な危機管理が奇跡を手繰り寄せます。

カナヲは花の呼吸の終ノ型「彼岸朱眼」を発動。残された片目の視力を代償に動体視力を極限まで高め、炭治郎が繰り出す触手の猛威を掻い潜りながら、その胸元へ薬を注入することに成功しました。直後にカナヲは炭治郎の反撃を受けて倒れますが、薬は確実に炭治郎の血流へと浸透していきました。

内面世界において、炭治郎は深淵の底から引き留めようとする無惨の精神と対峙します。「ここにいろ、お前は太陽をも克服した神の領域にいる」「お前だけ生き残って仲間たちに顔向けができるのか」という無惨の執拗な甘言と呪詛。しかし炭治郎はそれを拒絶します。下から支え、押し上げてくれる無数の亡き仲間たちの腕、そして上方から差し伸べられた禰豆子たちの温かい手に導かれ、原作第203話「数多の呼び手」にて、炭治郎は見事に人間としての意識を取り戻しました。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。